子どもの権利を学ぶワークショップ
きかせてジャーニーは、学校や地域の中で、
子どもたちがお互いの声をきき合いながら「子どもの権利」を学ぶワークショッププログラムです。
ファシリテーターと一緒に、旅をコンセプトにした3つのワークを通して
楽しみながら「子どもの権利」への理解を深めてきます。
子ども時代のわくわくする旅へ、さぁ出発!
ワークショップキット3,300円(税込・送料別)
- 対象年齢10歳以上
- 人数1キットにつき
4〜6名*
※複数のキットを用いれば、大人数でも実施できます。
- 折り紙
- 12枚
- すごろくシート
- 1枚
- きもちカード(16枚組)
- 1個
- 組み立て式サイコロ
- 2個
- 感想シート
- 6枚
- ジャーニーパスポート 6冊
- コマ
- 3個
- きかせてジャーニーガイド
- 1冊
プログラムの手引き書
きかせてジャーニーガイド
プログラムの詳しい内容や手順、子どもたちの旅を応援するための大切なポイントについて案内したおとな向けの手引きがセットになっています。
きかせてジャーニーの3つのワーク
きかせてジャーニーは、子どもの権利を実感を通して学べる
3つのワークがセットになっています。
WORK 1
意見形成・意見表明
もやもや
フライト
もやもやする気持ちを
紙ひこうきにのせて飛ばす
WORK 2
意見表明・対話
ぺちゃくちゃ
スカイ
すごろくを使って
お互いの声をきいて語り合う
WORK 3
知識学習
ジャーニー
パスポート
パスポートを使って
「子どもの権利」の知識を深める
基本プログラム
きかせてジャーニーは、学校での活用しやすさを踏まえて、1つのワークの所要時間を45分程度(平均的な授業時間)に設定しています。役割が異なる3つのワークすべてを体験すると、もっとも効果的に子どもの権利を学ぶことができます。
WORK 1
もやもや
フライト
意見形成・意見表明
WORK 2
ぺちゃくちゃ
スカイ
意見表明・対話
WORK 3
ジャーニー
パスポート
知識学習
プログラム応用例
人数や時間に制約がある場合には、ワークの組み合わせを工夫したり、各ワークの時間を短縮するなど、柔軟に対応することができます。
例1. 45分×2コマで実施する場合
WORK 1
もやもや
フライト
意見形成・意見表明
WORK 2
ぺちゃくちゃ
スカイ
意見表明・対話
WORK 3
最後にパスポートを
配布するのみ。
例2. 60分×1コマで実施する場合
WORK 1
もやもや
フライト
意見形成・意見表明
WORK 2
ぺちゃくちゃ
スカイ
意見表明・対話
WORK 3
ジャーニー
パスポート
知識学習
プログラムの進行役〜ファシリテーター〜
きかせてジャーニーのプログラムはメインファシリテーターとサブファシリテーターが担います。
メインファシリテーター
ワーク全体の進行を中心になって行う人。子どもアドボケイトが担うことを推奨しています。子どもアドボケイトの確保が難しい場合であっても、普段の生活での率直な気持ちを安心して表現してもらうために、可能な限り子どもと直接関わりのない「第三者」が担うよう、心がけてください。例えば学校で開催する場合には、教師や保護者以外の、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー・学生・地域のボランティア・ 他の学年の保護者などが想定されます。
サブファシリテーター
メインファシリテーターと連携し、子どもたちに目をくばり、ワークの進行をサポートしたり子どもたちの話をきく人。メインファシリテーターと同様、子どもと直接関わりのない「第三者」を推奨しています。
子どもアドボケイトとは?
子どもアドボケイト(意見表明支援員)は、子どもたちに意見をあらわす権利があることを伝え、自分の気持ちや意見をどのように表現し、伝えていくのかを子どもと一緒に考え、サポートしていく専門家です。子どもの意見をありのまま受けとめ、表現をうながし、ときには子どもに代わって声を伝える役割も担います。
子どもアドボケイトになるには、各地で開催されている養成講座を受講する必要があります。私たち「子どもアドボカシーセンター福岡」でも養成講座を開催しています。また、条件によっては、当センターからアドボケイトを派遣したり、きかせてジャーニーのレクチャーも可能です。気軽にご相談ください。
- 「子どもの権利」を学ぶ教材が数ある中で、きかせてジャーニーの特徴は何ですか?
-
「子どもの意見表明権(意見をあらわす権利)」に焦点を絞って、子どもの権利を学ぶ点です。また、子どもにとって身近な遊び体験(紙ひこうきやすごろくなど)をもとに自分の気持ちをあらわし、友だちや仲間の声を互いにききあうことを通して、子どもらしい日常や実感の中で子どもの権利を学べるプログラムとしています。
- きかせてジャーニーに、どのような効果がありますか?
-
子どもが日ごろ抑えていた気持ちをあらわし、きいてもらう新鮮なきっかけをつくることで、「言っていいんだ!」という気づきとともに、自分が大切にされている実感につながると考えています。また、お互いの声をきき合う体験を通して互いを尊重すること、そして、それに基づく子どもの権利を学ぶことができます。これから一人ひとりの子どもの権利に向き合うきっかけづくりとして活かしていただけるとありがたいです。
- 学校で開催することの意義は何ですか?
-
さまざまなルールがある学校では、子どもなりの気遣いなどから言いたいことを抑えている場合が少なくありません。授業とは異なる雰囲気の中で、自分の思いを自由にあらわす体験をすることで、他者の声にも耳を傾けるきっかけとなり、先生や友だち等、お互いの権利を尊重し合う良い循環につながることが期待されます。また、先生方が多くの業務を抱える中で、子どもアドボケイトと協働しながら、子どもの声と向き合う機会をつくることができます。
- 3回のワークを実施する機会がどうしてもとれません
-
きかせてジャーニーは、3つのワークを全て実施することを「基本プログラム」として推奨していますが、時間や人数に応じて、それぞれのワークを柔軟に組み合わせたり、変更したりして実施できるプログラムです。本サイト内で紹介している他の事例も参考にしてみてください。
- ファシリテーター(進行役)に子どもアドボケイトを推奨している理由を教えてください
-
子どもアドボケイトは、徹底して子どもに寄り添い、意見表明を支える訓練を受けた人です。子どもの声をきく時、最後まで否定や誘導をせず、傾聴に徹し、秘密を守りながら子ども主導を貫ぬく必要があるため、子どもアドボケイトを推奨しています。また、子どもアドボケイトが担えない場合においても、子どもが安心して意見をあらわすことを目指して、なるべくその子どもたちと日常的に関わりのない「第三者」がファシリテーターを担うことが望ましいです。
- 学校で開催する場合、教師や保護者はファシリテーターになれないのですか?
-
教師や保護者は、子どもにとって、もっとも身近で大切な関係だからこそ、なかなか言いにくいこともあります。子どもが誰にも気を遣うことなく自分の気持ちをあらわすことができる機会となるように、子どもアドボケイトが担うことが難しい場合でも、子どもと親密すぎない距離にある「第三者」がファシリテーターを担うことを推奨しています。
- 子どもアドボケイトを派遣してもらえますか?
-
条件によっては可能です。まずは「子どもアドボカシーセンター福岡」までご相談ください。
- キットのアイテムの単品販売はありますか?
-
子どもに手渡す「ジャーニーパスポート」のみ、こちらより単品でご購入いただけます。
- オンライン以外でキットを購入する方法はありますか?
-
基本的にはオンラインのみの販売となります。オンラインでの購入が難しい場合や事務手続き等の対応が必要な場合、多数の購入を希望される場合などは、お問い合わせフォームからご相談ください。
WORKSHOP REPORT きかせてジャーニー、やってみました!
学校や地域で開催したワークショップの一部を紹介します。
子どもの年齢や場所、プログラム内容など、参考にしてみてください。
- 01放課後児童クラブ 小学4・5年生
- 02地域の子ども会 小学4~6年生
- 03公立小学校 小学5年生
- 04公立中学 中学2年生
ワークショップキット3,300円(税込・送料別)
- 対象年齢10歳以上
- 人数1キットにつき
4〜6名*
※複数のキットを用いれば、大人数でも実施できます。
- 折り紙
- 12枚
- すごろくシート
- 1枚
- きもちカード(16枚組)
- 1個
- 組み立て式サイコロ
- 2個
- 感想シート
- 6枚
- ジャーニーパスポート 6冊
- コマ
- 3個
- きかせてジャーニーガイド
- 1冊
プログラムの手引き書
きかせてジャーニーガイド
プログラムの詳しい内容や手順、子どもたちの旅を応援するための大切なポイントについて案内したおとな向けの手引きがセットになっています。
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